ビットコインの3度目の半減期は、進化し続ける暗号資産空間の序章にすぎない。それにもかかわらず、この半減イベントは、他の多くの指標よりもビットコインネットワークとそのエコシステムの進化に多くの光を当てている。
ビットコインの最初の半減から3回目の半減までのセンチメントの差は驚異的で、Bitcoin Bull のTuur Demeester氏によると、2回目の半減期まで存在していた恐怖を説明している。
Demeester氏は最近、Ryan Selkis氏のUnqualified Opinionsに出演し、そこでは、最も長い歴史を持つビットコインアナリストが、最初から3番目の半減期までコミュニティを悩ませたさまざまな問題を共有した。
最近の半減期は、マイナーが63万ブロック目のブロックを採掘したことに伴い、様々な取引所で半減期パーティーが行われ、華やかさと喜びに満ちていた。しかし、ビットコインが最初の半減を行った2012年を振り返ってみると、ビットコインのプロトコルがこの出来事を乗り切れるかどうかが懸念されていた。
最初のビットコイン半減という未知の領域は、「Y2K(2000年問題)」のバグに例えられ、政府や企業はコンピュータの時計がデータのロールオーバーに対応できないのではないかと心配していた。ネットワークは見事にテストに合格したが、2度目の半減期では、マイニングの負債スパイラル(注:ブロック報酬半減に伴いマイナーの採算が取れなくなること)という別の問題が発生した。Demeester氏は、最初の半減期を回想している。
「もしかしたら何かがうまくいかないかもしれない、誰もわからない、という恐怖、そして、もしかしたらバグを修正しなければならないかもしれない、という不安がかなりありました。Y2Kムーブメントのようなものでした。」
2012年から2016年の間にBTCコミュニティが指数関数的に成長したため、問題はプロトコルからマイニングの負債スパイラルへと移行した。ネットワークはハッシュレートの短期的減少に見舞われたが、マイニング業者は軌道に戻っていた。これは第三の半減期とも一致している。ハッシュレートは5月12日に半減期が発生してから下がり続けており、現在は109.46m TH/sとなっている。
しかし、Demeester氏によると、3度目の半減期による負債スパイラルはまた、「無用な心配」だという。彼は次のように述べている。
「負債スパイラルは起こらないでしょう。つまり、今、すべてのマイニング業者がマシンのプラグを外しているので、ハッシュレートが下がっています。しかし、2週間後には難易度調整があります。これによって全ては自動的に調整されます。」
また、同氏はマイナーがネットワークに参加して報酬を獲得するための新たなインセンティブがあるかもしれないとも指摘している。しかし、BTCネットワークの現状を見ると、1週間で半分になり、2020年5月11日には1億7,168万ドルだったマイナーの収益は、5月17日には71億1,200万ドルにまで落ち込んでいる。
マイナーに支払われた取引手数料の総額は15億3,900万ドルに半減した後にピークを迎えたが、現在は9,727万8,000ドルにとどまっている。マイナーが戻ってくるためには、ハッシュレートを維持するための新しいインセンティブスキームが必要だろう。
(翻訳元:ambcrypto)
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