暗号資産取引を容易にするステーブルコインの有用性

ステーブルコインは、新規ユーザーやトレーダーに暗号資産の世界への入り口を提供する上で重要な役割を果たしている。しかし、ステーブルコインが誕生して以来、仮想通貨(暗号資産)市場やその二次的市場への影響力に関する論争は絶えない。


On the Brink Podcastの最近のエピソードでは、国際金融とマクロ経済学と暗号資産に焦点を当てているウォーリック・ビジネススクールの経済学の助教授であるガネーシュ・ヴィスワナト・ナトラージ氏が、テザーのようなステーブルコインを取り巻く根本的なダイナミクスを掘り下げ、裁定取引の行動がどのようにテザーの発行を説明するかを議論した。同氏は次のように指摘している。

“我々の最初の仮説の一つは、テザーから二次的市場への資金流入は、実際には単純な裁定取引によって 動かされているというものでした。”

また、テザーのような価額が安定したコインに関しては、市場で二面的な流通システムを持つ傾向があり、ビットコインのような暗号資産へのアクセスを提供するビークル通貨として重要な役割を果たしていることにも言及した。

“興味深いことに、安定したコインには両面の分布があります。つまり、割引だけでなくプレミアムでも取引されているのです。その理由はいくつかありますが、私たちが注目している主な理由は「乗り物通貨」としての有用性であり、テザーのような「乗り物通貨」は、暗号資産間の交換を容易にする効果を持っています。”

ステーブルコインの供給量とビットコイン価格の比較

今年の初め、今では有名になった「暗黒の木曜日」の暴落でビットコインの価格が大幅に下落したため、テザーのようなステーブルコインの需要はプレミアムとともに急上昇した。最近のCoinmetricsのレポートでは、それが強調されている。

” Coinmetricsが追跡している全てのステーブルコインの供給量は、COVID-19の世界市場への影響が目に見えるようになった頃から増え始めた(S&Pの過去最高の高値は2月19日)。ビットコインが大暴落した後にステーブルコインの供給量の伸びが大きくなったようだ。”

ナトラージ氏は、ビットコインの価格が第三半減期後のBTCの価格上昇後に下落が起こると、多くの新規投資家がアクションに参加する機会として、テザーのような媒体を介してビットコインに資金流入を起こすと指摘した。

“ビットコインの半減期は間も無く起こり、投資家はビットコインの価格が上昇することを期待しています。だから彼らは今後数ヶ月の間にビットコインを買えるように テザーの発行を増やしています。だから、それは完全に受け入れられるものであり、談合や何かを伴うものではありません。”

(翻訳元:ambcrypto


おすすめ取引所:Bybit

bybit(バイビット)

2020年5月1日、世界有数の仮想通貨(暗号資産)取引所であるBitMEX(ビットメックス)が日本国内のユーザを閉め出した。また、国内最大の取引所であるbitFlyerもFX取引(bitFlyer Lightning)の新規ユーザ参入を打ち切った。そんな中、同じ追証なし、最大レバレッジ100倍対応の取引所として日本市場で台頭してきており、勢いを増しているのがBybit(バイビット)だ。

bybitは次のような他の取引所にはないメリットを持っている。

  • 世界有数の流動性
  • 爆速の注文速度、サーバー堅牢性
  • 顧客の資産はコールドウォレットに保存
  • ありがちな出金制限なし、安心して入金できる
  • 初心者でも簡単に操作できる、非常に使いやすいスマホアプリ
  • 最大100倍レバレッジ
  • ゼロカット追証なし
  • 自動利食い・損切り機能
  • 90$相当のBTC入金ボーナス
  • 素早く丁寧なサポート体制

アカウント作成はこちらのパートナーリンクから。(本人確認は不要でメールアドレス 又は携帯電話番号のみで作成可能だ)。


bybitに登録(PC)
bybitに登録(スマートフォン)