人間は非合理的
当たり前の話だが、人間は合理的ではない。健康に悪いとわかっていても酒やタバコはなかなか辞められない人が多いし、将来の大きな果実よりも目先の利益を優先してしまう。また、冷静で論理的な思考に長けた人でさえ時には心理的状況に判断を左右されることもある。
これが仮想通貨のトレードとなってくるといよいよ厄介である。大体の初心者向け投資本は「取引のルールを決めたらそれを貫くこと」の重要さを説いているが、実際にそれを実践できている人はどのくらいいるだろう?当サイト管理人も損切り後に損を取り戻そうと乱高下する相場を躍起になって追いかけてしまったり、狼狽売りに走るなど、「頭ではわかっていても」その時の心理的・感情的要因により裁量トレードを失敗してしまった経験は数多い。
「はむとれ」で取引のルールを貫く
そんな人にも福音がある。仮想通貨自動売買プラットフォーム「はむとれ」の存在である。これは、仮想通貨取引所とシステムを連携させることで、予めセットした売買戦略(ストラテジー)通りに売買を行わせることができる優れモノだ。
もちろん、売買戦略といってもそれは数学的見地に基づく取引ルールが規定されているだけであって、誰でも寝ているだけで勝手にお金が増えるような夢のシステムが構築できるわけではない。これらストラテジーの組み合わせを適切に選択することは人間の判断に委ねられており、それがまたシステムトレードの醍醐味でもある。
すでに活発なコミュニティによって150を超えるストラテジーが開発されており、この中から自分に最適な戦略の組み合わせを複数選択し、同時稼働させることができる。また、少しのプログラミングの知識があれば自分の着想をストラテジーにしてはむとれに代行させることも可能である。
なお、はむとれのプログラム(ソースコード)自体はオープンソースで公開されているので、誰でもこの仕組みを利用できる。
参考:はむとれ
ストラテジーの設定は、チャート分析ツールTradingViewのアラート機能を使う。TradingViewでストラテジーごとのアラートを設定しておくと、はむとれが発生したアラートを拾って、取引所に注文を出してくれるという仕組みだ。
実践:はむとれ✖️bybit
さて、理論上は素晴らしそうだが、はむとれの実力はどうだろうか。これから以下の要綱で検証を行ってみることにする。
- 2020/05/18、1BTCから運用を開始
- 取引所はbybitを使用
- 8の投資戦略(ストラテジー)を選択
- 裁量トレードは厳禁。原則放置
- 1ヶ月ごとに、投資戦略ポートフォリオの見直しを行う
- 目標は大きく。最終的に100BTC到達を目指す
なお、ストラテジーは2019年から安定的に利益を出し続けおりプロフィットファクター(PF)の高いものを8つ抽出した。今後の記事で各ストラテジーの挙動について紹介する予定だ。
現在、稼働を開始しており早速自動取引が始まっている。
なお、暫くは連載していくつもりなので、長い目で未だ見ぬはむとれの快進撃を暖かく見守っていただければありがたい。自動売買に少しでも興味のある方の参考になれば幸いだ。
2020年5月1日、世界有数の仮想通貨(暗号資産)取引所であるBitMEX(ビットメックス)が日本国内のユーザを閉め出した。また、国内最大の取引所であるbitFlyerもFX取引(bitFlyer Lightning)の新規ユーザ参入を打ち切った。そんな中、同じ追証なし、最大レバレッジ100倍対応の取引所として日本市場で台頭してきており、勢いを増しているのがBybit(バイビット)だ。
bybitは次のような他の取引所にはないメリットを持っている。
- 世界有数の流動性
- 爆速の注文速度、サーバー堅牢性
- 顧客の資産はコールドウォレットに保存
- ありがちな出金制限なし、安心して入金できる
- 初心者でも簡単に操作できる、非常に使いやすいスマホアプリ
- 最大100倍レバレッジ
- ゼロカット追証なし
- 自動利食い・損切り機能
- 90$相当のBTC入金ボーナス
- 素早く丁寧なサポート体制
アカウント作成はこちらのパートナーリンクから。(本人確認は不要でメールアドレス 又は携帯電話番号のみで作成可能だ)。
bybitに登録(PC)
bybitに登録(スマートフォン)