BybitやDeepcoin等の海外仮想通貨FX取引所について紹介します!

【Bybit】便利なPost-Only(ポストオンリー)機能について図解で説明【Deepcoin】

どうも、仮想通貨トレーダーのJoseph Kenjiです、

このページで説明すること

このページでは、図解で例を交えながら、仮想通貨デリバティブ取引所のBybit(バイビット)で使える便利機能、Post-Only(ポストオンリー)を用いた指値注文を紹介する。文体が微妙に変わるがご容赦いただきたい。また、Deepcoinでも同様にPost-Only機能は存在しており、どちらか一方をマスターすれば両者は違和感なく使えるはずだ。

Deepcoin vs Bybit 徹底比較!【最高の取引所は?】

例で示すPost-Only(ポストオンリー)の必要性

ある日、牛さんはいつものようにBybitでビットコイントレードをしていました。今日は下降トレンドなので、どこかの調整タイミングでトレンドフォローの流れに乗れるようにショートで指値を入れ、手堅くMaker手数料の支払いで押さえておきたいところです。現在のビットコイン価格は47261ドルでした。

鳥さん
鳥さん

一時的に上がってきそうだから、指値をじゃあ47270ドルくらいに入れておこう〜。

鳥さんは注文ボタンを押しました!

鳥さん
鳥さん

・・・あれ?指値注文が通ったはずなのになぜか成行扱いで約定している??

なんと、再び価格をみると、一瞬にしてビットコイン価格は150ドルも値上がりしているではありませんか!残念ながら、牛さんはこのスパイクに巻き込まれてしまい、指値ではなく成行で約定してしまったのです。含み損を抱えてしまった上に、Taker手数料0.075%も取られてしまいました。

これは、BybitのPost-Only機能を使わなかったために起こった悲劇です。

BybitのPost-Only(ポストオンリー)機能とは

一言で言うと、Post-Only(ポスト・オンリー)機能とは、指値を入れられない場合には、その指値注文をキャンセルするオプションです。これにより、相場が不安定な場合でも確実に指値を入れられる場合のみ指値を入れることができ、望まぬ成行による約定を防ぐことができます。

指値注文および条件付き指値注文に追加できるオプションとして利用できるPost-Onlyオプションは、指値注文が確実にオーダーブックに記載され、約定された際にはメイカー報酬を受け取れることを保証します。このオプションを選択すると、発注直後に約定されるようであれば、システムが自動的にこの指値注文をキャンセルします。

Bybit

Post-Only(ポストオンリー)の使い方

BybitのPost-Only(ポストオンリー)機能を使うには、注文パネルの「Post-Only」にチェックを入れて、注文を行います。

ここにチェックが入った状態で、指値注文または条件付き指値注文を行いましょう。

Post-Only(ポストオンリー)のメリット

・指値注文がオーダーブックに掲載され、注文が執行された際に、確実にメイカー報酬を受け取ることができる。

・ 大口のトレーダーやスキャルピングを行うトレーダーにとっては気になる存在であるTaker手数料を払わなくて済む。

Post-Only(ポストオンリー)のデメリット

・とにかく約定させることを優先した注文の場合、注文がキャンセルされることで機会損失となる可能性がある。

まとめ

  • ・Bybit(バイビット)のPost-Only(ポスト・オンリー)機能とは、指値を入れられない場合には、その指値注文をキャンセルするオプションのこと
  • ・指値注文を出したのに意図しない成行で約定してしまうことを防げるので、Taker手数料の削減に繋がる

Post-Onlyは便利な機能なので、是非使いこなそう!